gangan*note |
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先日、滋賀県にある夫の実家に帰省する際、
足をのばして、神戸に行ってきました。 昼食は、「玄師(げんし)」という、魚料理の充実した三宮の和食店を予約。 ガイドブックで見る限り、落ち着いた大人の店という風情だし、席数も少ないので、 果たして子連れで行けるものかドキドキしましたが、 子連れでもいいと言っていただけたので、チャレンジしてみました。 結論から言うと、とてもとてもよい店でした! 前菜(ナスの煮びたしのようなもの)、お造り、サンマの焼き物、 鯛と松茸の吸い物風鍋、野菜の天ぷら、 タチウオの土鍋ごはんがついて、3500円。 今まで食べた3500円和食の中で、ダントツのレベルです。 量もたっぷりあり、Kibiももりもり食べたのに、 2人前で十分おなかいっぱいになりました。 (ちなみに、私の胃袋は復活しております!) 花形に切った野菜でやたら飾ったような、 見た目だけ豪華な和食が好きではないのですが、 ここの料理は、実質的な感じと繊細さを兼ね備えていて、 たいへん好ましい!! 特に忘れられないのが、とうもろこしの天ぷら。 ふわっと甘くて軽やかで、これぞプロの技、という味わいでした。 玄師でそうしているかどうかはわかりませんが、 とうもろこしの天ぷらって、表面に針で細かい穴を開けて 食べやすくしたりするそうです。 和食ってすごい…。 おいしい料理を堪能した後、Kibi嬢が興味を示したのは 後片付けをするご主人でした。 まじめそうなご主人が黙々と働くカウンターにトコトコと近づき、 「なにしてるんですかー?、なにしてるんですかー?」 と、しつこく質問するのです。 子供の好奇心は尊重してやりたいけれど、 片付け中だから、料理中よりはマシだけど、 それでも迷惑かけてやしないかとヒヤヒヤ…。 ちょっと戸惑いながらも 「後片付けをしているんです」などと 子供相手に丁寧に応対してくれたご主人。 戸口まで見送りに来て、 「また来てね」と言ってくれました。 いい方でよかったです。 学生時代、カウンターレストランでバイトをしていたときに、 興味津津でカウンターに身を乗り出してくる坊やを 「アンタには関係ないの!」と、 必死で抑え込もうとしていたご両親がいました。 若かりし日の私は、 「好奇心の芽をつんじゃうなんて、かわいそう!」 と、いたく憤慨していましたが、 ああ、あとのときのご両親の気持ちは、 こういう感じだったんだなあと、15年たって、 やっと実感できたのでありました。 ※※※※※【おまけ】※※※※※ 滋賀のおじいちゃんの家の庭でシャボン玉をしました。 (ちょー親ばかショットで失礼しました!)
by gangan-tototo
| 2008-10-05 21:56
| 子連れレストラン
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